ご受診にあたってのチェックリスト…当日チェックしてご確認ください。
(1)持ち物
(2)食事(検査が出来なくなりますので、必ずお守りください)
(3)服装
(4)その他の注意事項
(1)オプション
(2)その他の注意事項
*食事は検査の10時間前までに済ませて下さい。
【 検査当日 】
【 検査後 】
鼻や喉へ麻酔をしますので、検査終了後1時間位は飲食をしないで下さい。
ポリープ等の組織検査を行った場合、検査当日は刺激のある食事や飲み物(コーヒーやアルコール類)は避けて下さい。
【 組織検査 】※生検:一部組織を採取すること
内視鏡検査でポリープ等が見つかった場合、組織を採取して生検検査を行いますので、別途費用(5千円前後)が掛かる場合があります。
生検検査の結果は約2週間後にご来院いただいて、医師よりお伝え致します。
※生検検査は「がん」の診断に欠かせない検査ですので、当院では安全に充分配慮するとともに、検査を受けられる方への事前説明と同意のもとに実施しております。
【 検査の安全性・起こりうる合併症 】
胃内視鏡検査は安全な検査ですが、合併症が全くないわけではありません。
ごくまれに出血や穿孔(穴が開くこと)などの合併症・偶発症を起こすことがあります。
<偶発症頻度> | <死亡頻度> | ||
前処置・前投薬 | 麻酔によるアレルギーや呼吸抑制等 | 0.0037% | 0.00009% |
上部(胃)内視鏡 | 出血・穿孔等の合併症 | 0.005% | 0.00019% |
(日本消化器内視鏡学会による2003年から2007年までの第5回全国調査から引用)
受診者様には、少しでも苦痛が少なく、安全に検査が終わるよう万全の注意を払います。
しかし、万一合併症・偶発症が生じた場合には最善の対処を致しますが、やむなく処置(入院・手術を含む)が必要となった場合の医療費は受診者様のご負担となりますのでご了承ください。
ご受診にあたってのチェックリスト…当日チェックしてご確認下さい。
●胃がん健診に際しての重要な留意事項です。
必ずお読みいただき、重篤な副作用発現の未然防止にご協力くださいますようお願い申し上げます。
記
(重要)硫酸バリウム製剤の副作用について
※当院での副作用の事例は発生していませんが、厚生労働省からの上記副作用に関する報告がありますので注意喚起させていただいております。
また、バリウム検査でのアレルギー症状やバリウム停留などの経験のある方は事前にお申し出くださいますようお願い申し上げます。
胃部(バリウム)検査の安全基準 疾患別対応一覧表
疾 患 名 | 状態 | 可否 | |
消化管疾患 | 上部消化管疾患(潰瘍、急性胃炎...など) | 治療中 | × |
炎症性腸疾患(大腸炎、クローン病...など) | 治療中 | × | |
大腸憩室 | 治療中 | × | |
腸閉塞(腸捻転)の既往 | 治療中 | × | |
消化管手術の既往 | 術後1年以内 | × | |
循環器疾患 | 心不全、心筋梗塞等手術の既往 | 水分制限中、発症・術後/1年以内 | × |
高血圧 | 180/110以上 | × | |
呼吸器疾患 | 喘息 | 治療中(発作時) | × |
慢性呼吸器疾患 | 在宅酸素療法 | × | |
手術の既往 | 片肺全摘術後 | × | |
脳血管障害 | 脳梗塞・脳出血 | 体位変換困難、発症・術後/1年以内 | × |
頭部手術の既往 | 体位変換困難 | × | |
運動障害 | 麻痺・疼痛 | 体位変換困難 | × |
手術の既往 | 体位変換困難 | × | |
頸椎・靭帯の治療中 | 体位変換困難 | × | |
体型・体形 | 体重130Kg以上 | × | |
腎疾患 | 透析中 | 状態に拘わらず | × |
慢性腎疾患 | 水分制限中 | × | |
糖尿病 | 糖尿病 | 食事なしでインスリン注射した方 | × |
その他 | 妊娠またはその可能性 | 可能性があれば | × |
アレルギー(バリウム・発泡剤) | 過去バリウム検査でアレルギー反応あり | × | |
メニエール病 | 治療中 | × | |
手術の既往 | 術後3ヵ月以内 / ドクター判断 | × / △ | |
体調不良 | 体調不良の状態 / ドクター判断 | × / △ | |
便秘 | 3日間排便なければ / ドクター判断 | × / △ | |
誤嚥 | バリウム誤嚥歴あり | △ | |
当日食事摂取 | 6時間以内 | △ | |
当日飲水 | 2時間以内 | △ |
※上記疾患名以外で医師から水分制限の指導を受けている方はバリウム検査はできません。
※胃X線検査は比較的安全な検査ではありますが、まれに使用した硫酸バリウム製剤によりショックなどの重篤な過敏症(アレルギー症状)や消化管穿孔(腸閉塞、腹膜炎)などの副作用が起こる事があります。
※検査当日に排泄がない場合は追加で下剤(市販の下剤でも可)を服用ください。
◎検査終了後は排便の状況を確認していただき、2・3日中に便の排泄が一度もなかったり、排泄便が通常便に戻らないなど腹痛、嘔吐などの症状が現れた場合は、直ぐに救急医療機関を受診してください。